5月17日のブログで紹介した鳥の巣箱が、3日程前に地面に落ちて転がっていました。落としたのは、多分野良猫の仕業だと思います。ヒナがどうなったのか心配です。懐中電灯をかざし、穴から様子を見ましたが何も居なさそうです。そう言えば最近、ヒナの鳴き声がしなくなっていました。恐る恐る巣箱の屋根を取り外し、中を確認するとヒナの姿ありませんでした。どうやら無事に成長し、巣立って行ったようです。そこには親鳥が、日々一生懸命に運んだ枯れ枝・草・木の実などで、フカフカな4cmほどのベッドが出来ていました。庭で愛犬をブラッシングした時の毛も、混じっています。なかなか、インテリアセンスとエコ精神に溢れた親鳥ですね。以前違う場所にあった巣箱の中には、ビニール紐やブルーシートの切れ端がたくさんありました。子供を育てる環境は、親の心掛けによるものが大きいと思います。この巣を造った親鳥と、ゆっくりお話をしてみたいと思いました。きっと頑固者です。