ここ数日間ずっと浅い睡眠でした。その理由は、現在伊那市で進行中の「AMBER」というバーの改装工事で、一番の難関が今日の無垢のカウンターの搬入だったからです。長さ7.3mで奥行85cmの分厚くて500kgを超える代物です。機械での搬入が無理なので、人力での強引な搬入となりました。パドークというマメ科のアフリカ産材で、徳島から長旅をして来ました。それを伊那の木材屋さんが荷受けし現場まで運んでくれました。
工事関係者やフィールドワーク関係者、施主様とお父さん、そしてkurabeさんまでお手伝いいただきました。一部内装の壁を破損しましたが、計画通り見事に搬入出来ました。皆さん本当に、ご協力ありがとうございました。これで私も、今日からゆっくり眠る事が出来ます。20代の夢ある青年がオーナーバーテンダーです。私は10月中旬に無事工事を完成させて、また彼にバトンを繋ごうと思います。この巨大なカウンターを動かしたのは力やお金ではなく、若きオーナーの情熱に動かされた人の心だと、きっと気がついてくれたと思います。「AMBER」の10月下旬のオープンをお楽しみに。